演劇サークル*アスタリスク*Blog

横須賀で活動中の演劇サークル「アスタリスク」です。メンバー紹介や普段の活動、公演情報などを記録していきます!

【雑記】何億万分の一の確率

どうも、アスタリスクのお兄ちゃんこと、広瀬です。
どこにこの想いを書き留めていいか分からなかったので、あえてブログに書いてみます。
(初登場ですが図々しくてスミマセン……)

まずは、稀に見る嵐の中、先月末のアスタリスク旗揚げ公演『小さな星たち』に足を運んでくれた皆々様、本当にありがとうございました。
悪天候だったにもかかわらず、2回公演で累計150名超の来場者ですか…凄いですね。ホント感謝してもしきれません。
メンバーの中にはまだまだ昨日の出来事のように記憶に新しい(ハズ…)ですが、もう10日以上前の出来事です。早いですね、月日が経つのって。

ちょっとばかしこの場をお借りして、役者以外の目線からお話させていただきます。


あたくし、人知れず今回の公演の原案部分を担当させていたのですが、その骨組みを作ったのがちょうど一年前。
せっかく書くなら、旗揚げに相応しい内容にしようと思って、あれこれ考えていた昨年の春先…
みなさんの記憶の中にまだ鮮明に残っているであろう、世間的には色んな暗い出来事があった時期でした。

そして、アスタリスク内でも結成以降色んな事がありました。
おいらの知らないところでも色々あったことと思います。

そんな中でも、後ろを向いてばかりじゃなく、前を向いていこう。そんな想いも重なって作り出したのが、今回の内容でした。

あれから一年…まさか、自分が企画した内容で自分が感動するとは夢想だにしていませんでした。

当日、目の前でお客さんのリアクションを感じ、客席の横で一人感激してたのは内密です。

稽古の中だけじゃ決して見えない、純粋なお客さんの反応。
それこそが、生の演劇の醍醐味なんだな~って、改めて感じました。

そんな反応を受け、うちの役者陣が生き生きと舞台上を駆け回ってる姿を見て、思わず胸が熱くなってしまいました。

とまぁ感想はさておき…
おいらが原型を作り、メンバーみんなでそれを練り直して命を吹き込み、世に産み出された12個の小さな星たち。。。
そんな星たちが、アスタリスクという名の下で光を放ち、この2012年3月31日という日、無事世に羽ばたいていきました。

…これって、よーく考えたら奇跡だと思いませんか?

演者に限らず、偶然が重なって出会った人たちがあの場所に集まった。
舞台上の演者、舞台下や舞台裏のスタッフ、会場に来てくれたお客さん、その他各方面で支えてくれた皆さん。
すべての出会いが偶然で、
何億万分の一の確率で、
あの時、あの空間で、
同じ時間を感じ、共有できた。

今回の演目で描きたかったこと。まさにそれがあの日見た光景そのものでした。

最初の目的は違えど、メエの想いに共感し、偶然集まった12人の仲間たち…
そして幾多の挫折を繰り返しながら夢の実現に向けて前へと進んでいく…

それが現実世界で見たあの光景とうまくシンクロして映っていたのであれば、おいらが描きたかったこの物語の真意に繋がります。

正直、みなさんの目にどう映ったのかは分かりません。
みなさんの心に何が残ったのかは分かりません。

称賛、批判、人によって捉え方は様々あると思います。
それが、『ものづくり』としての運命だと思います。

我々はみなさんの声をしかと受け止めるつもりです。
きっと近々反省会も開かれ色んな意見が交わされることでしょう。

でも、あの日見たあの景色、あの閃光から、何かしらみなさんの心へと受け取れるものがあったとするならば、今回の公演は成功であり、『小さな星たち』という物語に一つの区切りを打てるのではないでしょうか。

この先、この星たちの行く道は、まだ誰にも分かりません。
ただ一つ、分かっているのは、
『12個の星たちは、これからも輝き続ける…』ということ。
歩みを止めず、前に向かって進み続けます。
アスタリスクな奴らと共に………

そして、また機会をいただけるのであれば、この星たちへ新たな命を吹き込むお手伝いが出来ればいいなと思ってます。

あ、もちろん星の増産は大歓迎です^^
12個に限らず、20個だろうと30個だろうと、輝く星はいくつあってもいいと思います。

だって、星って無限に存在するもんじゃん??

なんてね(。≧∇≦。)

長々と失礼しましたm(__)m